哲学対話
  • ホーム
  • お知らせ
  • 過去のテーマ
2024.09.01 23:59

9月1日 旅と体験

9月1日のテーマは「旅と体験」

2024.08.04 23:12

となりの対話室

8月4日、初参加の方が38年間続いている読書会の情報を紹介してくれました。偶然にも、隣のグループ学習室(リブラ2階グループ学習室2)で開催しているとのこと。原則月1回のところ、今年に限り9月の会がなく、次回は10月5日(土曜日)17:00~20:00です。10月のテキストは『推す力』中森 明夫

2024.06.02 23:36

バカについて

6月2日の哲学対話では、テーマ「仕事をどうする(AIとの対比)」と「バカとは何か」が話し合われました。「バカとは何か」について、思い出したドキュメンタリー映画の紹介です。『The Age of Stupid』(2009)たぶん英語版のみ >>>こちらhttps://www.imdb.com/title/tt1300563/一言メモ:3つか4つの物語を1つにまとめた作品。主に環境問題に関するテーマを...

2024.05.31 01:00

本/逝きし世の面影

『逝きし世の面影』渡辺京二1998一言メモ:「近代」を問うときの参考書。ビフォア・アフターという比較の中で、ビフォアの重要性を問う力作。明治以降に日本は西洋化・近代化しました。近代化後にその生活、社会、文化、暮らしの有り様が良いか悪いかを云々する前の、そもそも、江戸までの日本人の暮らしはどうだったのかをまとめています。取材源として、幕末から明治初期にかけて日本に来たアメリカ人やイギリス人などの手記...

2024.05.29 23:58

本/思想の冒険 鶴見和子

『思想の冒険 - 社会変化の新しいパラダイム -』鶴見和子、井上三郎 1974一言メモ:ちょっと古い、いまから50年前の本です。鶴見和子は他の草稿の中でも繰り返し、西洋近代の思想を相対化する視座を提示しようと試みています。西洋方式の是非ではなく、西洋文明、西洋文化はヨーロッパの地、地中海沿岸と北大西洋にはさまれた土地、地理的条件や歴史的経緯の中から生まれた文化形質で、世界に多様に存在するものの1つ...

2024.05.28 23:50

本/自由論 内山節

『自由論: 自然と人間のゆらぎの中で』内山 節 1998一言メモ:「近代の精神」ともゆうべきものは一体何だったんだろう。今日もなお、「近代の精神」は生き続けているとも言えます。イギリスでは人道的な支援や環境保護、環境啓発などがとても盛んに行われている印象を受けます。実際に国際的なNGOが沢山あります。内山の文章を読むようになってから、そうした活動がなぜ活発なのかについて考えるようになりました。「近...

2024.05.28 00:12

推し本/バカの上手なかわし方

コミュニティ・シンクタンクからのおすすめ本です。『フランス人哲学教授に学ぶ 知れば疲れないバカの上手なかわし方』マクシム・ロヴェール2023

2024.05.28 00:06

本/あなたも作家になろう

『あなたも作家になろう』ジュリア・キャメロン 2003一言メモ:心の風景を写し取る練習方法という説明がいいかもしれません。キャメロンの著書で一番人気は『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』です。他にもありますが、「モーニング・ページ」という課題が出されていることが共通します。「毎朝30分時間を取って、A4サイズの用紙3枚を書き上げる」これを90日間やりましょう、というのがその内容です。『ずっと...

2024.05.27 02:25

本/観察力を磨く 名画読解

『観察力を磨く 名画読解』エイミー・E・ハーマン2016一言メモ:イエール大学のアーウィン・ブレイバーマン教授が観察力トレーニングの授業を試作している段階で、美術館の教育担当として学生に絵画鑑賞の講義を行ったことがきっかけで、ハーマンはニューロサイエンスおたくになったと述懐しています。論文を読み、科学者を訪ねて開発した「知覚の技法(the Art of Perception)」を書籍で体験できるよ...

2024.05.26 01:45

本/知覚力を磨く

『知覚力を磨く』 神田 房枝 2020一言メモ:思考は行動に先行し、知覚は思考に先行すると神田は整理しています。知覚とは、脳がほぼ反射的に実行する認識(情報処理)のプロセスを指します。(ニューロサイエンスの科学者ボー・ロットの考え方を下敷きにした解釈です。)それゆえに知覚はその人の人生を大きく左右します。だから「知覚力を磨こう」というのが神田の提案です。知覚力を磨く上で最大の障害になるのが先入観で...

2024.05.23 23:56

本/学力をのばす美術鑑賞VTS

一言メモ:1990年代にMoMA(ニューヨーク近代美術館)の理事会を起点に、フィリップ・ ヤノウィンとアビゲイル・ハウゼンが骨格を作った、学習メソッドです。ジャン・ピアジェの知能の発達段階理論をベースにしています。教材に絵画作品を使うことで、子どもたちが学習する楽しさを身に着けることができ、その経験と学習方法を身に着けることで、数学や国語など他の教材を主体的に学べるように促すのが特徴です。 もとは...

2024.05.23 07:47

本/ピアジェに学ぶ認知発達の科学

一言メモ:ピアジェの原著のもとになった研究は、1950年代、60年代のものですが、訳者の中垣は2007年時点において、ピアジェの研究の骨格(パラダイム)は有効であり、それを更新する研究はないとしています。興味深い点の1つは「シェム」と「シェマ」の概念です。一般に英語では「スキーム」と訳され、そのまま横滑りで日本語でも「スキーム」の語が当てられます。ピアジェは「スキーム」を2つの別の概念で捉えていま...

Page Top

Copyright © 2025 哲学対話.

Powered byAmebaOwnd無料でホームページをつくろう