バカについて
6月2日の哲学対話では、テーマ「仕事をどうする(AIとの対比)」と「バカとは何か」が話し合われました。「バカとは何か」について、思い出したドキュメンタリー映画の紹介です。
『The Age of Stupid』(2009)たぶん英語版のみ >>>こちら
https://www.imdb.com/title/tt1300563/
一言メモ:3つか4つの物語を1つにまとめた作品。主に環境問題に関するテーマを扱う。印象的だったのは、発展途上国に暮らす女性の物語。近所の海辺で取れる魚を販売して生計を立てているが、ある日石油タンカー事故で、海水が汚濁され、魚が石油まみれになり窮地に追い込まれる。しかし、彼女の夢は「いつかアメリカに行って自家用車に乗って暮らすこと」。一見すると矛盾するようだが、そうした人間の側面を描いている。
上記映画を検索したら、一緒に検索結果でヒットした作品。
『PLANET OF THE HUMANS』(2020)たぶん英語版のみ
ジェフ・ギブス脚本・製作・監督
マイケル・ムーア製作総指揮
一言メモ:環境問題を扱う映画。コロナウイルスの感染症が蔓延していた時期の封切だったので、ネットで無料公開となった作品。環境問題に関する市民活動の歴史を追い、アメリカ社会における実情を鋭い視点で描いている。「バカ」という表現はおそらく出てこないが、上記作品と通じる内容と思われる。
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