メモ/8月3日 「もしも生まれ変わったら…」

8月の哲学対話のメモ

【前半】

『生まれ変わったら、どういうふうに生きたいか』

※もしも、今までの人生の経験や知識を持ったまま、生まれ変わることができたら、あなたはどんな人生を送りたいか

・反省を持って生まれ変われるなら、世の中は随分よくなる

・人生で苦難に遭い「人は生まれ変わる」という言葉に出会って救われた思いがした

・人は物事を「良い」「悪い」と判断したがる。お釈迦様は「うそ」か「まこと」かと問う

・1人の人が、必ずしも1人に生まれ変わる必要はなく、3人に生まれ変わることも考えられる

・平和な社会で生きていないと、次に生まれ変わったとしても平和な社会にならない

【後半】

『他の生物って何だろう』

・人は他の生物とは勝手が違う。交尾を終え子孫を残した後も長く生きる

・他の生物は自分の体力(能力)以上のことは望まないが、人は望む。加えて、知能を発達ささせて、地球をぶっ壊すところまできた

・人は社会的に生きることよりも、本能に従って生きた方が生きやすくなるかもしれない

・犬山のモンキーパークの講座に長年通っている。チンパンジーやボノボのように遺伝子的にヒトに近いサルの側からヒトの行動を見ると、人間らしさが見えてくる。集団内で衝突が発生したときは、ボノボのように遊びの要素を持ち込んで緊張を緩和する方がいいなぁと思う。

【ほか】

会の最後の振り返りの中で、参加者のひとりから、デヴィッド・ボームの『ダイアローグ』を読んで「評価判断の保留」というのを今回実践してみたら、人の話を聴けるようになったという感想がありました。